【海外市場の注目ポイント】米ミネアポリス地区連銀総裁の発言など

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/05/07 14:20
 日本時間8日午前0時半にカシュカリ米ミネアポリス地区連銀総裁が討論会に参加、同8日午前2時20分に同総裁がテレビインタビューを受ける。カシュカリ総裁は4月5日に「私は3月時点では、インフレが2%の目標に向かって下がり続ける場合、年内に2回の利下げがあると予想していたが、インフレの横ばい推移が続くようであれば、利下げを実施する必要があるのかどうか疑問が生じるだろう」と述べていた。その後発表された3月の米消費者物価指数、3月の米消費支出(PCE)デフレーターとも、前年比の伸びが前月から予想以上に加速した。こうした結果を受け、カシュカリ総裁が年内の利下げについて消極的な考えを示すようなら、ドルが買われる可能性がある。
 
 また、日本時間7日午後6時には3月のユーロ圏小売売上高指数の発表も予定されている。大方の予想は前月比0.7%上昇となっており、前月比では4カ月ぶりに上昇するとみられている。
 
MINKABU PRESS

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