午前:債券サマリー 先物は反発、米金利低下が支援材料
7日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は反発。3日に発表された4月の米雇用統計を受け、日本の連休中に米長期金利が低下したことが支援材料となった。
4月の米雇用統計で雇用者数や賃金の伸びが市場予想を下回ったことで、米債券市場では米連邦準備理事会(FRB)による年内の利下げ観測が再燃。6日の米長期債相場が4日続伸(金利は低下)した流れが東京市場に波及し、債券先物は寄り付き直後に144円68銭まで上伸する場面があった。ただ、今週は財務省が8日に10年債入札、10日に30年債入札を実施することから一段の上値追いには慎重さが感じられた。なお、きょうは日銀が「残存期間1年以下」「同1年超3年以下」「同3年超5年以下」「同10年超25年以下」を対象する国債買いオペを行う予定となっている。
午前11時の先物6月限の終値は、前営業日の2日に比べて24銭高の144円53銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、2日に比べて0.020%低下の0.880%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
4月の米雇用統計で雇用者数や賃金の伸びが市場予想を下回ったことで、米債券市場では米連邦準備理事会(FRB)による年内の利下げ観測が再燃。6日の米長期債相場が4日続伸(金利は低下)した流れが東京市場に波及し、債券先物は寄り付き直後に144円68銭まで上伸する場面があった。ただ、今週は財務省が8日に10年債入札、10日に30年債入札を実施することから一段の上値追いには慎重さが感じられた。なお、きょうは日銀が「残存期間1年以下」「同1年超3年以下」「同3年超5年以下」「同10年超25年以下」を対象する国債買いオペを行う予定となっている。
午前11時の先物6月限の終値は、前営業日の2日に比べて24銭高の144円53銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、2日に比べて0.020%低下の0.880%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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