6日の米株式市場の概況、年内利下げ観測支えにNYダウ4日続伸

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/05/07 08:10
 6日の米株式市場では、NYダウが前営業日比176.59ドル高の3万8852.27ドルと4日続伸した。前週末の米雇用統計の結果発表後、米連邦準備制度理事会(FRB)による年内の利下げ観測が広がった。週明けのこの日も米長期金利に引き続き低下圧力が掛かり、株式相場を支援した。主要企業の決算内容をポジティブに評価する向きも多く、主力株への買いを誘った。

 ウォルト・ディズニー<DIS>が買われ、キャタピラー<CAT>やビザ<V>、シェブロン<CVX>が上昇。USスチール<X>とイーライ・リリー<LLY>が大幅高となった。一方、アムジェン<AMGN>が安く、ボーイング<BA>やスリーエム<MMM>が軟調に推移。スピリット航空<SAVE>とボウレロ<BOWL>が急落した。

 ナスダック総合株価指数は192.917ポイント高の1万6349.245と3日続伸。エヌビディア<NVDA>とアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>、メタ・プラットフォームズ<META>が水準を切り上げ、マイクロソフト<MSFT>とアマゾン・ドット・コム<AMZN>、テスラ<TSLA>がしっかり。マイクロン<MU>とパラマウント・グローバル<PARA>、パーフィシエント<PRFT>が急伸した。一方、アップル<AAPL>が冴えない展開となり、ルミナ―・テクノロジーズ<LAZR>が売られた。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ