<注目銘柄>=シルバライフ、内製化によるコストダウン進む
シルバーライフ<9262.T>は2月15日につけた年初来安値801円を底に株価は出直り歩調にあったが、直近では上げ一服となっている。ただ、高齢化社会の進展を背景に業績拡大期待は根強く、ここは拾い場と考えたい。
同社は高齢者向け配食サービスのFC運営や調理済み食材の販売を行うほか、冷凍弁当の自社販売及びOEM販売を展開する。高齢者施設向けは、施設の慢性的な人手不足を背景に、安価で便利な完全調理済みの冷凍食材の需要が増加。3月に発表した第2四半期累計(23年8月~24年1月)単独決算は、営業利益4億9000万円(前年同期比17.6%増)と2ケタ増益となった。
足もとで内製化によるコストダウンが進んでいることに要注目で、3月末に新たな機器を導入し、4月末からは内製化率が従来の60%から80%まで上昇する見込み。また、5月以降は物流の一元集約も開始されるほか、カット野菜の内製化もスタートする。順調なコストダウンを裏付けに2月から冷凍弁当を10~15%値下げしており、価格優位性を高めることで拡販姿勢を強めている。
24年7月期通期業績予想は、冷凍弁当の拡販効果などに加えて、生産・物流体制の整備、人員の適正配置、コストコントロールなどで営業利益7億6000万円(前期比13.4%増)を見込む。ただ、上期の進捗状況から保守的との見方も強く、調査機関では24年7月期営業利益8億円、25年7月期同10億円を見込むところもある。(温羅)
出所:MINKABU PRESS
同社は高齢者向け配食サービスのFC運営や調理済み食材の販売を行うほか、冷凍弁当の自社販売及びOEM販売を展開する。高齢者施設向けは、施設の慢性的な人手不足を背景に、安価で便利な完全調理済みの冷凍食材の需要が増加。3月に発表した第2四半期累計(23年8月~24年1月)単独決算は、営業利益4億9000万円(前年同期比17.6%増)と2ケタ増益となった。
足もとで内製化によるコストダウンが進んでいることに要注目で、3月末に新たな機器を導入し、4月末からは内製化率が従来の60%から80%まで上昇する見込み。また、5月以降は物流の一元集約も開始されるほか、カット野菜の内製化もスタートする。順調なコストダウンを裏付けに2月から冷凍弁当を10~15%値下げしており、価格優位性を高めることで拡販姿勢を強めている。
24年7月期通期業績予想は、冷凍弁当の拡販効果などに加えて、生産・物流体制の整備、人員の適正配置、コストコントロールなどで営業利益7億6000万円(前期比13.4%増)を見込む。ただ、上期の進捗状況から保守的との見方も強く、調査機関では24年7月期営業利益8億円、25年7月期同10億円を見込むところもある。(温羅)
出所:MINKABU PRESS
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