東京都3月コアCPI伸び鈍化、2月失業率は悪化、有効求人倍率は22年5月以来の低水準

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/03/29 08:55
東京都3月コアCPI伸び鈍化、2月失業率は悪化、有効求人倍率は22年5月以来の低水準

東京都の3月消費者物価指数(コアCPI)は前回から伸びがやや鈍化した。ただ、日銀が目標とする2%を2カ月連続で上回った。予想とほぼ一致したため、円相場への影響は限定的。同時刻に発表された日本2月の雇用統計は弱い内容だった。失業率は2.6%と前回から悪化、昨年9月以来の高水準となった。有効求人倍率は1.26倍と22年5月以来の低水準。

きょうは欧米など海外の多くが休場となるうえ、円買い介入が警戒されておりドル円は小動きか。本日は米国市場が休場にもかかわらず重要指標である米PCE価格指数が発表されるほか、パウエルFRB議長がマクロ経済・金融政策会議で講演する予定となっている。

東京消費者物価指数(3月)08:30
結果 2.6%
予想 2.5% 前回 2.5%(2.6%から修正)(前年比)
結果 2.4%
予想 2.4% 前回 2.5%(生鮮食料品除くコア・前年比)

雇用統計(2月)08:30
結果 2.6%
予想 2.4% 前回 2.4%(完全失業率)
結果 1.26倍
予想 1.27倍 前回 1.27倍(有効求人倍率)

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)