ユニバーサル、今期経常を18%下方修正

配信元:株探
投稿:2020/04/15 19:15
 ユニバーサルエンターテインメント <6425> [JQ] が4月15日大引け後(19:15)に業績修正を発表。20年12月期の連結経常損益を従来予想の330億円の黒字→270億円の黒字(前期は79.4億円の赤字)に18.2%下方修正した。
 なお、1-6月期(上期)の業績見通しは引き続き開示しなかった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  新型コロナウイルスの世界的な感染拡大とともに、経済環境はより厳しい状況となっております。 当社の統合型リゾート(IR)事業につきましても、フィリピン共和国で運営する「オカダ・マニラ 」は、フィリピンカジノ運営公社Philippine Amusement and Gaming Corporation(以下「PAGCOR」という。)の要請を受けて、2020年3月15日から施設の一部または全部において営業を停止しておりますが、2020年4月7日に営業停止の期限を2020年4月30日までさらに半月延長する旨の発令がPAGCORより出されました。当社グループとしましては、営業停止期限がさらに半月間延長されることを見込んで、結果的に2か月間の営業停止を想定しております。2か月間の営業停止の影響額は、売上高150億円、営業利益60億円、経常利益60億円及び親会社株主に帰属する当期純利益60億円、それぞれ減少すると想定されることから、通期の連結業績予想数値を上記のとおり下方修正を行うことといたします。 一方、遊技機事業につきましては、現時点で当初の販売計画を上回る状況で推移しているため、今回は統合型リゾート(IR)事業に係る修正のみ行っております。 なお、第1四半期決算の見通しは、販売計画を上回る状況で推移している遊技機事業が、上述のとおり営業停止を受けている統合型リゾート事業の落ち込みを補い、連結売上高40,000百万円、営業利益 5,500百万円、経常利益3,000百万円の見通しであります。この見通しは、現時点で入手可能な情報に基づき算出したものであり、監査前の数値であります。
配信元: 株探

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