日経平均は大幅続伸で年初来高値を更新し

著者:斉藤紀彦
投稿:2019/04/15 19:50

TOPIXもここへきて年初来高値を更新しました

日経平均は+298円高の22169円と大幅に3営業日続伸しました。

朝方は、中国の景気改善期待や米金融大手の好決算を背景に先週末の米国株が大幅高となったことや、円安ドル高進行を受けて大幅高で始まると、上海株の上昇も支えとなって前引け間際には+340円高の22211円まで上昇しました。

後場に入るともみ合いになりましたが、大引けにかけて高値圏での推移となりました。

東証業種別株価指数は全33業種が値上がりするなか、日経平均は連日で年初来高値を更新して昨年12月4日以来およそ4ヶ月ぶりにフシ目の22000円を回復しています。

TOPIXも6営業日ぶりに大幅反発して3月4日の年初来高値を更新しました。  

海運や機械など景気敏感株の上昇が目立ち、先物への断続的な買いも相場を支えました。

東証1部の売買代金は2兆3924億円、騰落銘柄数は値上がり1910銘柄、値下がり190銘柄、日経225採用銘柄では値上がり203銘柄、値下がり21銘柄でした。

日経ジャスダック平均は反発、東証マザーズ指数は3営業日ぶりに反発しました。

日経平均のテクニカル指標は、全体的に高まってきています。

きょうは先物への買い戻しが続いたことから、現物にも裁定買いが入って相場をけん引しました。

年初来高値を寄り付きで上回ったことから、売り方のロスカットによる買い戻しが大きな下支え要因となり、10連休を前にした処分売りを吸収した格好です。

一方で今晩からワシントンで始まる日米物品貿易協定(TAG)交渉に絡んで、ムニューシン米財務長官が通貨安誘導を封じる為替条項の導入に意欲を示していることには一定の警戒感も広がりつつあると思われます。

基本的には利益確定売りを段階的に進めていくところだと思いますが、今後の株価チャート次第ではやや積極的な売りのイメージが高まる可能性もありますので注意が必要だと思います。
斉藤紀彦
ザイナスパートナー株式会社 代表取締役社長
配信元: 達人の予想