【9月20日予想】大幅円安・総選挙報道で2万円の大台を突破！今日注目の業種は…？= フェアトレード 西村剛

心理的節目突破で好調な地合いに変化

9月19日の日経平均の動き：

19日の日経平均は前日比389円88銭高となり、2万円を突破。
三連休中に米長期金利が上昇し円安が進行したほか、10月に総選挙が行われるとの報道を受け、過去の選挙期間中は株高となるケースが多かったことから今後の株高の期待が高まった様子だ。
金融株やハイテク株の上昇が目立ち約3カ月ぶりに年初来高値を更新、売買代金は3兆1059億円と6月16日以来の高水準となった。


9月19日15時時点の為替相場：

円相場は、19日15時48分時点では1ドル＝111円73～74銭と、前日17時時点に比べ1円03銭の円安・ドル高水準で推移。
日経平均株価が年初来高値を更新したことで投資家のリスク選好姿勢が強まり、低リスク通貨とされる円を売る動きが先行した。
前日比で円安に向かっているため日本株が上昇しやすい地合だと言えることから、9月20日の日本株は【大幅高になる】と予測する。


9月20日の相場の見通し：

為替が円安方向に進んでいる今、円安の進行を受けて外需株を中心に上昇すると期待できる。
日本市場全般で堅調な推移となる可能性があり、このような状況では以下に挙げるような、過去の統計上、円安時に株価上昇しやすかった銘柄に注目したい。

＜円安メリット業種＞
※2013～2015年の円安進行時において特に上昇傾向が強かった業種

1.輸送用機器（前週比+4.18％）
2.電気機器（同+3.10％）
3.化学（同+2.15％）
4.精密機器（同+1.90％）

これらのうち精密機器は、前週との比較で下落しており出遅れ感があることから、これから人気化する可能性があると考えられる。