午前:債券サマリー 先物は続落、米債券安や日経平均の上昇が影響

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/08/23 11:52
 23日午前の債券市場で、先物中心限月9月限は続落。22日の米債券相場が反落したことや、この日の日経平均株価の上昇が影響した。

 米政治専門サイトが「トランプ米政権と米議会が、税制改革のとりまとめで前進している」と報じたことを受け、22日の米市場ではリスク資産を選好するムードが台頭。同日の米長期金利は上昇し、東京市場もこの流れを引き継ぐかたちとなった。ただ、米政権の政策運営に対する懸念や北朝鮮情勢を巡る警戒感は依然として残っており、売り一巡後は下げ渋った。なお、日銀は「残存期間1年超3年以下」と「同3年超5年以下」、「同10年超25年以下」、「同25年超」を対象とする国債買いオペを通知した。

 午前11時の先物9月限の終値は前日比4銭安の150円70銭。出来高は9685億円だった。10年債の利回りは前日比0.005%上昇の0.040%、20年債は同0.010%上昇の0.550%だった。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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