外為サマリー：一時１ドル１０９円８０銭台に上昇、日経平均上昇で買い優勢に

　２３日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前１０時過ぎ時点で１ドル＝１０９円６９銭前後と前日午後５時時点に比べ３０銭強のドル高・円安で推移している。

　前日のニューヨーク市場は、トランプ政権の税制改革に対する期待感やリッチモンド連銀製造業景気指数が予想を上回り、ＮＹダウが上昇したこともあり、一時１０９円６０銭台まで上昇する場面があった。

　この日の東京市場に移ってからもドル買い・円売りが優勢な展開。日経平均株価も上昇し上値を試す展開となっている。午前９時過ぎには一時１０９円８２銭まで値を上げた。２４日からの米ジャクソンホールでのシンポジウムを控え様子見気分は強いが、１１０円台を回復できるかが市場の関心を集めている。

　ユーロは対ドルで１ユーロ＝１．１７５０ドル前後と同０．００４０ドル強のユーロ安・ドル高。対円では１ユーロ＝１２８円９０銭前後と同６銭程度のユーロ安・円高で推移している。


出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）