◎欧米外為市場サマリー：バノン氏更迭伝わり一時１０９円６０銭近辺に上昇

　１８日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は１ドル＝１０９円２０銭前後と前日に比べ３０銭強のドル安・円高。ユーロは、１ユーロ＝１２８円４４銭前後と同横ばい圏だった。

　ニューヨーク市場は１０９円００銭台で取引が始まった。トランプ政権の先行き不安の高まりからの軟調地合いが続き、一時１０８円６０銭までドルは下落した。ただ、トランプ大統領の側近であるバノン首席戦略官・上級顧問の更迭が伝わると一気に買い戻しが流入。ドルは１０９円５９銭まで上昇した。ただ、上値では利益確定の売りも膨らみ結局、１０９円２０銭台で取引を終えた。

　ユーロは対ドルで１ユーロ＝１．１７６１ドル前後と同０．００３０ドル強のユーロ高・ドル安だった。


出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）