明日の為替相場見通し=米経済指標の結果を注視

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/08/17 17:53
 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、本格的に再度110円台へ復帰できるかが焦点となりそうだ。予想レンジは1ドル=109円30~110円50銭。

 7月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録がハト派的な内容となり米利上げペースが鈍るとの観測が強まるなか、この日はドルが一時109円60銭台まで下落した。欧州時間には110円台に乗せる場面があったが、本格的な110円台回復ができるかは、今晩の米経済指標の結果に左右されそうだ。今晩は前週分の米新規失業保険申請件数が発表されるほか、米7月鉱工業生産、同景気先行総合指数、米8月フィラデルフィア連銀製造業景気指数などの発表が予定されている。また、カプラン・米ダラス連銀総裁の講演も予定されている。





出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ