外為サマリー：１ドル１０９円９０銭台で推移、一時戻り試すも上値重い

　１７日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後５時時点で１ドル＝１０９円９２銭前後と、前日午後５時時点に比べ９０銭強のドル安・円高となっている。

　欧州時間のドル円相場は、午後４時１０分過ぎに一時１１０円００銭台を回復。１０９円台後半では値ごろ感が意識されるほか、時間外取引で米１０年債の利回りが２．２３％台で堅調に推移していることがドルの下支えとなっているようだ。ただ、７月開催分の米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）議事録を受けて年内の米追加利上げに懐疑的な見方が出ていることや、トランプ米政権の政策運営に対する不透明感もあって戻りは鈍い。

　ユーロは対円で１ユーロ＝１２９円１７銭前後と同７０銭程度のユーロ安・円高。対ドルでは１ユーロ＝１．１７５４ドル前後と同０．００４０ドル程度のユーロ高・ドル安で推移している。


出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）