外為サマリー:1ドル111円70銭台に下落、米10年債利回り低下が重荷

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/07/21 17:22
 21日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後5時時点で1ドル=111円74銭前後と、前日午後5時時点に比べ50銭強のドル安・円高となっている。

 欧州時間のドル円相場は一段安となり、午後3時10分過ぎには111円71銭まで下落。時間外取引で米10年債の利回りが低下していることや、NYダウ先物や小安く推移していることがドルの重荷となっているようだ。売り一巡後はやや下げ渋っているものの、日銀金融政策決定会合や欧州中央銀行(ECB)理事会といったイベントを通過したことで模様眺めムードが広がりやすい面もあり戻りは鈍い。一方、ユーロはドイツやフランスの株式相場が弱含みとなっていることが影響し、対円・対ドルともに上値が重くなっている。

 ユーロは対円で1ユーロ=130円00銭前後と同90銭程度のユーロ高・円安。対ドルでは1ユーロ=1.1637ドル前後と同0.0130ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ