午後:債券サマリー 先物は続伸、流動性供給入札は順調な結果に
21日の債券市場で、先物中心限月9月限は続伸。この日の実施された流動性供給入札が順調な結果となったことが買い安心感を誘い、午後に入って強含む展開となった。
債券先物は小安くスタート。欧州中央銀行(ECB)理事会後の会見で、ドラギ総裁が金融政策の変更について「議論は秋に行う」と発言したことを受け、20日の海外市場ではドイツや米国の長期金利が低下したが、入札を控えた東京市場の反応は限定的だった。ただ、午後に入札の応札倍率が3.72倍と前回の2.88倍を上回ったことが明らかになると、良好な需給環境を意識した買いが流入。日経平均株価が軟調に推移したことも追い風となり、先物は一時150円24銭まで上昇した。
この日の先物9月限は150円13銭で始まり、高値は150円24銭、安値は150円11銭、終値は前日比8銭高の150円22銭。出来高は1兆6257億円となった。
現物債の利回りは、10年債が前日比0.005%低下の0.065%、20年債が同0.005%上昇の0.590%、30年債が同横ばいの0.860%だった。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
債券先物は小安くスタート。欧州中央銀行(ECB)理事会後の会見で、ドラギ総裁が金融政策の変更について「議論は秋に行う」と発言したことを受け、20日の海外市場ではドイツや米国の長期金利が低下したが、入札を控えた東京市場の反応は限定的だった。ただ、午後に入札の応札倍率が3.72倍と前回の2.88倍を上回ったことが明らかになると、良好な需給環境を意識した買いが流入。日経平均株価が軟調に推移したことも追い風となり、先物は一時150円24銭まで上昇した。
この日の先物9月限は150円13銭で始まり、高値は150円24銭、安値は150円11銭、終値は前日比8銭高の150円22銭。出来高は1兆6257億円となった。
現物債の利回りは、10年債が前日比0.005%低下の0.065%、20年債が同0.005%上昇の0.590%、30年債が同横ばいの0.860%だった。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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