外為サマリー:1ドル112円台に接近、依然米国情勢などを注視

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/06/27 10:36
 27日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=111円96銭前後と前日午後5時時点に比べ50銭程度のドル高・円安で推移している。

 前日のニューヨーク市場は、米5月耐久財受注が市場予想を下回ったことが嫌気され一時売りが先行したが、下値には買いが流入。NYダウや原油価格の上昇を受け111円94銭まで値を上げる場面があった。

 この日の東京市場に移ってからも、111円90銭台での高値圏で推移。ただ、112円乗せを目前に足踏み状態を続けている。市場では、今週にも米国でオバマケア代替法案への上院での投票が目指されておりその動向が関心を集めている。また、今晩にはイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の講演が予定されており、その内容も注目されている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1184ドル前後と同0.0010ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=125円22銭前後と同40銭弱のユーロ高・円安で推移している。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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