来週の為替相場見通し=東京都議選意識し様子見も
来週の外国為替市場のドル円相場は、依然111円台を中心とするもみ合い相場が続く可能性がありそうだ。予想レンジは1ドル=110円30~111円80銭。
この週は、様子見姿勢が強く111円前半を中心とする膠着相場が続いた。米金融政策に関しては、「あと年内1回の利上げがコンセンサスだが、9月か12月かも見定めづらくドル買いの材料になりにくい」(アナリスト)という。また、来週も目立ったイベントはないうえに、7月2日投開票の東京都議会選への関心が高まっていることも様子見姿勢を強めさせそうだ。安倍政権は加計問題などに揺れ自民党支持率が低下している。都議会選はこれまでも国政選挙の先行指標となってきただけに、その結果次第で政治不安が台頭することが懸念されている。
来週は海外では27日に米6月CB消費者信頼感指数、29日に米1~3月期国内総生産(GDP)確定値、30日に中国製造業PMIが発表される。国内では、30日に5月消費者物価指数、5月鉱工業生産の発表が予定されている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
この週は、様子見姿勢が強く111円前半を中心とする膠着相場が続いた。米金融政策に関しては、「あと年内1回の利上げがコンセンサスだが、9月か12月かも見定めづらくドル買いの材料になりにくい」(アナリスト)という。また、来週も目立ったイベントはないうえに、7月2日投開票の東京都議会選への関心が高まっていることも様子見姿勢を強めさせそうだ。安倍政権は加計問題などに揺れ自民党支持率が低下している。都議会選はこれまでも国政選挙の先行指標となってきただけに、その結果次第で政治不安が台頭することが懸念されている。
来週は海外では27日に米6月CB消費者信頼感指数、29日に米1~3月期国内総生産(GDP)確定値、30日に中国製造業PMIが発表される。国内では、30日に5月消費者物価指数、5月鉱工業生産の発表が予定されている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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