[6月22日版]【大幅安となる】原油安、円高…。日本株ダイジョウブ？

【原油安、円高…。日本株ダイジョウブ？】

6月21日の日経平均は大幅安となり、１日を終えました。

東証一部の業種別で見ると、
全33業種中値上がりしたのは7業種となり、
値下がりした26業種となりました。

また、日経平均は前日比91円62銭安となりました。

日本株は４営業日ぶりに反落。

これまでの日経平均の上昇が急激だっただけに、
利益確定による売りが先行した模様です。

また、海外市場の軟調な推移が目立った上、
円安も一服。原油安も進行してきており、

日本株を取り巻く環境が、
悪化してきている様子です。

この流れが続けば、しばらく上値の重い状況となるでしょう。

せっかく年初来高値を更新したところですが、
短期的には日本株の上昇は見込みづらいと考えられます。

相場の上昇が期待しづらい、今のような状況では、

これまで値上がりしてきた株ほど、
利益確定のために売られやすいと考えられます。

よって、こういった銘柄には、注意しておく必要があるでしょう。

ちなみに、ここ１ヶ月で堅調な業種は、以下の３業種です。

【ここ１ヶ月で堅調な業種別株価指数】
◯ その他製品（前月比+11.84%）
◯ 空運業（同+7.50%）
◯ 建設業（同+6.55%）

以上の３業種については、
ここ１カ月で大きく上昇してきているため、
短期的には利益確定されやすいと考えられます。

短期的な反落には要注意です。

6月21日18時27分現在でCME日経平均先物は対日経平均比-74円。
わずかに弱気な動きを続けています。

何らかの買い手がかりが出ない限り、上昇は難しいかもしれません。
この流れのまま、相場全体は下落へと動きそうです。

急落する可能性も踏まえ、
今のところは、あまり資金を投入せず、様子見したいところ。

6月22日のスタンスとしては、【大幅安になる】と弱気で臨みます。