[6月21日版]【大幅安となる】日経が高値更新！…そろそろ一服か？

【日経が高値更新！…そろそろ一服か？】

6月20日の日経平均は大幅高となり、１日を終えました。

東証一部の業種別で見ると、
全33業種中値上がりしたのは28業種となり、
値下がりした5業種となりました。

また、日経平均は前日比162円66銭高となりました。

米国株の上昇を背景に、
日本株は21日に大幅上昇。

日経平均は年初来高値を更新しました。

また、円安が進行しており、
ドル円レートは１ドル＝111円台後半に乗る場面も見られ、
これが、日本株市場に対して重荷となっている様子です。

日本株が上昇するには、
絶好の環境が整っているようです。

一方、日経平均はこれまで、
３日連続で大幅上昇しており、
一旦は利益確定の売りが膨らんでもおかしくない頃合いか。

次の上昇手掛かりが出ない限り、
明日は１日、日本株市場は上昇しづらい可能性が想定されます。

相場の上昇が期待しづらい、今のような状況では、

これまで値上がりしてきた株ほど、
利益確定のために売られやすいと考えられます。

よって、こういった銘柄には、注意しておく必要があるでしょう。

ちなみに、ここ１ヶ月で堅調な業種は、以下の３業種です。

【ここ１ヶ月で堅調な業種別株価指数】
◯ その他製品（前月比+12.47%）
◯ 空運業（同+7.10%）
◯ 建設業（同+6.44%）

以上の３業種については、
ここ１カ月で大きく上昇してきているため、
短期的には利益確定されやすいと考えられます。

短期的な反落には要注意です。

6月20日18時26分現在でCME日経平均先物は対日経平均比-25円。
わずかに弱気な動きを続けています。

何らかの買い手がかりが出ない限り、上昇は難しいかもしれません。
この流れのまま、相場全体は下落へと動きそうです。

急落する可能性も踏まえ、
今のところは、あまり資金を投入せず、様子見したいところ。

6月21日のスタンスとしては、【大幅安になる】と弱気で臨みます。