外為サマリー:1ドル111円40銭前後に下落、ブラード総裁発言に反応

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/05/26 15:38
 26日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=111円42銭前後と前日午後5時時点に比べ40銭前後のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=124円72銭前後と同1円前後の大幅なユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は軟調で下値を探る展開。日経平均株価が値を下げるなか、為替もドル売り・円買いが優勢となった。この日ブラード・セントルイス連銀総裁が慶応大学で講演を行い「米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げに向けた計画は過剰に積極的かもしれない」と発言。これを受け、ドルには売りが優勢となった。111円40銭前後はチャート上のフシとなっており、ここを下回ると一段の円高・ドル安の圧力が強まる可能性もある。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1195ドル前後と前日に比べ0.0040ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ