外為サマリー:1ドル111円後半で一進一退、4月CPIに反応限定的

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/05/26 10:34
 26日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=111円78銭前後と前日午後5時時点に比べ4銭前後のドル安・円高で推移している。

 前日のニューヨーク市場では、石油輸出国機構(OPEC)総会での減産合意の内容に失望感が高まり原油先物価格が急落したことを受け、一時111円65銭まで値を下げる場面があったが、結局111円80銭前後で取引を終えた。

 この日の東京市場に移ってからも116円後半で一進一退。午前9時20分過ぎに一時111円67銭まで下落したが、ニューヨーク時間の安値に接近したことで値頃感からの買いが入り111円70銭台に値を戻した。総務省が発表した4月の全国消費者物価指数(CPI、生鮮食品を除く)は前年同月比で0.3%上昇した。市場予想(0.4%上昇)は下回ったが市場の反応は限定的だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1205ドル前後と同0.0030ドル強のユーロ安・ドル高だった。対円では1ユーロ=125円27銭前後と同40銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ