午後:債券サマリー 先物は反落、長期金利は0.045%に上昇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/05/24 16:14
 24日の債券市場で、先物中心限月6月限は反落。米債券安を受けて売り先行で始まり、その後も手掛かり材料に乏しいなか軟調に推移した。

 日経平均株価が伸び悩む場面では債券先物に押し目買いが流入したが、あす25日に40年債入札を控えていることもあり戻りは鈍かった。この日に実施された日銀の国債買いオペ結果への反応は限定的で、「残存期間1年超3年以下」と「同3年超5年以下」の応札倍率が前回から上昇した一方、「同5年超10年以下」の倍率は低下した。

 この日の先物6月限は150円55銭で始まり、高値は150円57銭、安値は150円51銭、終値は前日比5銭安の150円54銭。出来高は1兆5426億円となった。

 現物債の利回りは、10年債が前日比0.005%上昇の0.045%、20年債が同0.010%上昇の0.570%、30年債が同0.005%上昇の0.800%だった。
 


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ