[5月23日版]【大幅安となる】日本株これから反落か？

【日本株これから反落か？】

5月22日の日経平均は大幅安となり、１日を終えました。

東証一部の業種別で見ると、
全33業種中値上がりしたのは30業種となり、
値下がりした2業種となりました。

また、日経平均は前日比87円52銭高となりました。

週明けの日経平均は続伸でのスタート。

トランプ政権に対する警戒が和らぎ、
底堅い値動きとなりました。

目立った悪材料も見られず、
落ち着いた雰囲気の中、取引を終えました。

為替や原油の動向も、
好材料や悪材料が見られないことから、

これから暫くは落ち着いた展開になりそうです。

ただし、日経平均は以前、
高値更新をしておらず、２万円を節目に、
しばらく上値の重い状況が想定されます。

これらを踏まえるると、これからの日本株は、
相場上昇があまり期待できないでしょう。

相場の上昇が期待しづらい今の状況では、

これまで値上がりしてきた株ほど、
利益確定のために売られやすいと考えられます。

よって、こういった銘柄には、注意しておく必要があるでしょう。

ちなみに、ここ１ヶ月で堅調な業種は、以下の３業種です。

【ここ１ヶ月で堅調な業種別株価指数】
◯ その他製品（前月比+8.95%）
◯ 建設業（同+7.96%）
◯ 食料品（同+7.37%）

以上の３業種については、
ここ１カ月で大きく上昇してきているため、
短期的には利益確定されやすいと考えられます。

短期的な反落には要注意です。

5月22日18時31分現在でCME日経平均先物は対日経平均比-23円。
相変わらず、やや弱気な動きを続けています。

何らかの買い手がかりが出ない限り、上昇は難しいかもしれません。
この流れのまま、相場全体は下落へと動きそうです。

急落する可能性も踏まえ、
今のところは、あまり資金を投入せず、様子見したいところ。

5月23日のスタンスとしては、【大幅安になる】と弱気で臨みます。