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“神経質かつ不安定な動き” - “レンジ(雲)内での揺れ動き”がメインシナリオ…!?

◆大きな節目を割り込むも、その後は買い戻し優勢

※ご注意:予想期間は5月20日と表示されていますが、本日(5月19日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


大きな節目と見た“4/17~5/10の61.8%押し&200週移動平均線(110.50円水準)”を割り込む場面こそ見られたものの、やはりその後は“短期的な下落往き過ぎ&早過ぎる下落スピード”が意識されました。
「トランプ大統領の司法妨害はなかった」との見方が浮上、また昨日発表されたフィラデルフィア連銀製造業景気指数(38.8)/新規失業保険申請件数(23.2万件)が事前予想を上回ったことも、買い戻しを後押ししました。
“日足・一目均衡表先行スパンの雲”に潜り込むと、その後は111.719円まで値を戻しています。

◆ただ本日は“レンジ内での揺れ動き”がメインシナリオ…!?

一応、リスク回避に伴う急落リスクは一服した格好といえますが、“上値の重さ”は残存すると考えるのが自然です。
一方で“下値追い一辺倒”が否定されただけに、“ドル売り・円買いへの思惑”は後退しています。
本日は主だった米経済指標が予定されておらず、また週末にも当たりますので、積極的な取引が手控えられる可能性も残ります。

テクニカル的に見ると、前記“日足・一目均衡表先行スパンの雲”に再び潜り込んだものの、上下どちらにも抜け切れない(本日の上限:112.105円/下限:111.128円)という、いわゆる“中途半端な”状態です。
どちらに抜けるかを見守りつつ、当該レンジ内で揺れ動く“神経質かつ不安定な動き”を、本日のメインシナリオに据えたいところです。

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:112.688(20週移動平均線)
上値4:112.299(5/11~5/18の50%戻し、20日移動平均線、日足・一目均衡表転換線)
上値3:112.013(日足・一目均衡表先行スパン上限、大台、ピボット1stレジスタンス)
上値2:111.811(5/11~5/18の38.2%戻し)
上値1:111.719(5/18高値、20月移動平均線)
前営業日終値:111.498
下値1:111.249(日足・一目均衡表基準線、週足・一目均衡表先行スパン上限)
下値2:111.033(日足・一目均衡表先行スパン下限、5/18安値後の50%押し、大台)
下値3:110.800(5/18安値後の61.8%押し)
下値4:110.576(200週移動平均線、ピボット1stサポート)
下値5:110.232(5/18安値)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

11:12 ドル円 抵抗・支持ライン追加

更新履歴

  • [ 05月19日11:12 ] 11:12 ドル円 抵抗・支持ライン追加
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武市佳史 (たけちよしふみ)

株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元:達人の予想