外為サマリー：一時１ドル１１０円３０銭台に上昇、米１０年債利回り上昇が支援材料

　２５日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後５時時点で１ドル＝１１０円２８銭前後と、前日午後５時時点に比べ２０銭程度のドル高・円安となっている。

　欧州時間のドル円相場はジリ高歩調となり、午後４時２０分頃に１１０円３０銭台に乗せた。時間外取引で米１０年債の利回りが上昇し、ＮＹダウが堅調に推移していることが支援材料となっているもよう。北朝鮮の朝鮮人民軍創建８５周年に対する警戒感がやや和らぐなか、あす２６日に発表予定のトランプ米政権による税制改正案への期待感がドルの押し上げ材料となっているようだ。

　ユーロは対円で１ユーロ＝１１９円９９銭前後と同５０銭程度のユーロ高・円安。対ドルでは１ユーロ＝１．０８８６ドル前後と同０．００３０ドル程度のユーロ高・ドル安で推移している。


出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）