午前:債券サマリー 先物は反発、北朝鮮情勢への警戒感などから買い優勢

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/04/25 11:42
 25日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は反発。前日まで3日続落していたほか、北朝鮮の朝鮮人民軍創建85周年に対する警戒感などを背景に買いが優勢だった。

 債券先物は151円08銭でスタート。24日の米長期債相場はフランス大統領選の第1回投票を波乱なく通過したことを受けて続落したが、地政学リスクが意識され下げ渋ったこともあり東京市場への影響は特にみられなかった。ただ、この日に実施される流動性供給入札の結果発表を控え様子見ムードも強かった。

 午前11時の先物6月限の終値は前日比9銭高の151円07銭。出来高は7048億円だった。10年債の利回りは前日比0.005%低下の0.015%、20年債は同0.005%低下の0.555%だった。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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