マーケットコンディション
先週末のドル円は、109.29円で始まると、東京時間は、前日の黒田総裁・ムニューシン米財務長官発言からのドル高の流れ継続となり109円台前半で堅調な動きとなった。ロンドン時間、ドル円は、仏大統領選挙(第1回投票)・G20などを控え、動きにくく、109円台前半で推移。NY時間、米長期金利の低下やクロス円の下落で、ドル円は一時108.88円まで下押しするが、トランプ米大統領が「企業と個人の大幅減税を含む税制計画を来週発表する」と発言した事を受け、109.30円まで上昇。その後は、イベントを控え109.12円でクローズをむかえた。週明け、ドル円は、前日の仏大統領選挙で、マクロン氏とルペン氏が、5月7日の決戦投票に進出することが確実となり、決選投票での世論調査でマクロン氏の支持率が62%となった事を受け、ユーロの買戻しが入り、ユーロ円の上昇を受けドル円は110.30円まで上昇となっている。