<動意株・21日>(前引け)=レナウン、イビデン、東邦アセチレン

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/04/21 11:48
 レナウン<3606.T>=ストップ高で年初来高値更新。きょう付の日本経済新聞で「低価格の新ブランドを2018年春に投入する」と報じられており、これを好材料視した買いが入っている。記事によると、ユニクロなどと同水準の価格帯を想定し、国内のショッピングセンター(SC)や電子商取引(EC)サイト向けに販売を開始し、世界展開も目指すという。また、親会社の中国の繊維大手、山東如意科技集団が材料調達や中国展開を支援するという。新たなブランド展開による成長力強化の取り組みが期待されているようだ。

 イビデン<4062.T>=急反発。同社は20日の取引終了後、集計中の17年3月期連結業績について、売上高が従来予想の2650億円から2660億円(前の期比15.3%減)へ、営業利益が50億円から70億円(同69.0%減)へ、最終損益が635億円の赤字から630億円の赤字(前期75億3000万円の黒字)へ上振れたようだと発表しており、これを好感した買いが入っている。電子およびセラミックセグメントともに想定を上回って推移したことに加えて、為替が想定より円安基調で推移したことが寄与した。なお最終損益については、固定資産の減損損失を特別損失に計上したことなどから修正幅が小さくなっている。

 東邦アセチレン<4093.T>=ストップ高。同社は20日の取引終了後、集計中の17年3月期連結業績について、売上高が従来予想の340億円から375億円(前期比12.5%増)へ、営業利益が17億5000万円から21億円(同22.0%増)へ、最終利益が11億円から13億円(同23.1%増)へ上振れたようだと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。会社側によると、自動車機器関連事業が想定を上回り、大幅な増収となったことが全体の売上高・利益を押し上げたとしている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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