ドル円、111円台で底堅さ見せる。

著者:遠藤寿保
投稿:2017/03/31 09:41

マーケットコンディション

昨日のドル円は、111.01円で始まると、東京時間は、実需系の買いや米債利回りの上昇を受け111.43円まで上昇。その後は111円台前半から半ばでの小動きとなった。ロンドン時間、米長期金利が低下した事を受け、ドル円は一時111円を割り込むが、その後は111円台で堅調に推移。NY時間、10-12月期米GDP(確定値)が2.1%(予想2.0%)となると、ドル円は111.51円まで上昇。その後、「トランプ政権が為替操作国にペナルティを」と報じられると、110.99円まで急落。しかし、その内容が観測記事であり、日本名がなかったことなどから買い戻し先行。米長期債利回りが上昇すると、ドル円は111.94円まで上昇し、111.92円でクローズをむかえた。

ドル円、111円台で底堅さ見せる。

ドル円は110円割れを回避して、112円手前まで反発となった。3/10の高値115.51円から3/27の安値110.11円の下落に対し38.2%戻しが112.17円レベルで50%戻しが112.81円レベルとなる。本日は、週末・月末・年度末で、区切りの締めにあたるので、クローズレートに注目したい。

☆戦略

◎中立

注)本日の予想は3月31日9:40に寄稿したものです。売買戦略は、あくまで参考であり、取引の推奨や利益を保証するものではありません。また、上記レートは弊社外貨exの提示したレートを参考にしたもので、実際の取引可能なレートと異なる場合があります。
遠藤寿保
YJFX! FXエバンジェリスト
配信元: 達人の予想