ドル円、下げ渋りで110円割れ回避！？

マーケットコンディション

昨日のドル円は、110.92円で始まると、東京時間は先週末の米政権の実行能力に対する懸念などから下落基調継続。日経平均株価が300円超の下落となると、ドル円は110.14円まで下落。ロンドン時間、ドル円は一時110.11円まで下落するが、その後は下げ渋りとなった。NY時間、再度ドル売りとなり、110.13円まで売り込まれたが、大幅下落で始まったNYダウ平均が下げ幅を縮小し、米長期債利回りも回復しだすと、ドル円は110円台後半まで買戻しが入り110.63円でクローズをむかえた。

ドル円、下げ渋りで110円割れ回避！？

ドル円は、110円割れに挑戦したようだが、今回は失敗となった。しかし、戻りは重く買い方にとっては、生殺し状態とも言える。一旦は、110円割れが起きないと売り方の手も緩まないのではないか。長い下ヒゲの足が出るまでは、買い仕掛けは難しいかもしれない。

☆戦略

◎中立

注）本日の予想は3月28日9：40に寄稿したものです。売買戦略は、あくまで参考であり、取引の推奨や利益を保証するものではありません。また、上記レートは弊社外貨exの提示したレートを参考にしたもので、実際の取引可能なレートと異なる場合があります。