午後:債券サマリー 先物は4日続伸、長期金利は0.080%に低下

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/02/22 16:11
 22日の債券市場で、先物中心限月3月限は4日続伸。需給の引き締まりが意識されるなか、午後には一時150円18銭と1月25日以来の水準まで上昇した。

 3連休明け21日の米債券相場は下落したものの、東京市場は日銀の国債買いオペに対する期待感が下支えする格好でスタート。その後は日経平均株価の軟化が債券相場を押し上げた。予想通り実施された日銀オペは、「残存期間3年超5年以下」や「同5年超10年以下」の応札倍率が前回に比べて低下。一定の需要が確認できたことが投資家に買い安心感を与えた。

 この日の先物3月限は149円97銭で始まり、高値は150円18銭、安値は149円97銭、終値は前日比11銭高の150円08銭。出来高は2兆3843億円となった。

 現物債の利回りは、10年債が前日比0.010%低下の0.080%、20年債が同0.020%低下の0.685%、30年債が同0.020%低下の0.895%だった。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ