ドル円112円台後半で動けず!

著者:遠藤寿保
投稿:2017/02/20 09:40

マーケットコンディション

先週末のドル円は、113.21円で始まると、東京時間は買戻しが先行し113.50円まで上昇。午後には、NY市場の連休を控えている事や、米国の減税案に対する不透明感からか113円台前半で小動きとなった。ロンドン時間、日経平均先物の下落や米10年債利回りの低下などを受け、ドル円は113円台を割り込むと112.68円まで下落。NY時間、ドル円は112.59円まで下落後、113円手前まで買い戻されるが、動きは鈍い。午後、1月米景気先行指標総合指数が0.6%(予想0.5%)と上振れするが、反応薄となり、112.86円でクローズをむかえた。

ドル円112円台後半で動けず!

先週末は、ロンドン時間の下攻めに耐え切れず、113円を割り込んだが下げ渋り。また、ユーロ圏は、仏大統領選に対する警戒感や、ギリシャ債務問題の再燃などを抱え、ドルを売り込みにくいようだ。月末、トランプ氏の「驚異的な税制案」も不気味である。今週も動きにくい展開が続きそうだ。

☆戦略

買い (111円割れで撤退)

注)本日の予想は2月20日9:40に寄稿したものです。
また、上記レートは弊社外貨exの提示したレートを参考にしたもので、実際の取引可能なレートと異なる場合があります。

遠藤寿保
YJFX! FXエバンジェリスト
配信元: 達人の予想