来週の為替相場見通し=FOMCに関心集まる

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/12/09 17:59
 来週の外国為替市場は、13日から14日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)に関心が集まりそうだ。予想レンジは1ドル=113円00~116円00銭。

 今週は、114円前後を中心とする一進一退が続いた。115円を前にした足踏みが続いているが、115円ラインにはオプションのバリアがあるとの観測も出ている。来週はFOMCの結果に視線は集中しそうだ。0.25%の利上げはほぼ確実とみられており、イエレン議長の会見と来年に向けての金利見通しが関心の中心となる。市場では17年は2回程度の利上げを見込む見方が多いが、これが3~4回前後に増加すれば一段のドル高・円安要因となりそうだ。また、14日には12月日銀短観も発表となる。海外では、13日に中国11月鉱工業生産、15日に米7~9月期経常収支が発表される。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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