午前:債券サマリー 先物は小幅続落、欧米債券安が影響するも売り一巡後は下げ渋る
9日午前の債券市場で、先物中心限月12月限は小幅続落。欧米債券安の流れを引き継ぐかたちで始まったものの、売り一巡後は日銀の国債買いオペ通知が下支えとなり下げ渋った。
債券先物は150円42銭でスタートし、一時150円37銭まで下落する場面があった。注目された欧州中央銀行(ECB)理事会は、量的金融緩和を17年12月末まで9カ月延長する方針を決めた一方、毎月の国債購入額をこれまでの800億ユーロから600億ユーロに減らすことを決定。これを受けて欧米国債の利回りが上昇し、東京市場にもこの流れが波及した。ただ、日銀が「残存期間1年超3年以下」と「同3年超5年以下」、「同10年超25年以下」、「同25年超」を対象とした国債買いオペが通知されると需給の引き締まりが意識された。
午前11時の先物12月限の終値は前日比2銭安の150円52銭。出来高は2兆4195億円だった。10年債の利回りは前日比0.010%上昇の0.050%、20年債は同0.030%上昇の0.550%だった。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
債券先物は150円42銭でスタートし、一時150円37銭まで下落する場面があった。注目された欧州中央銀行(ECB)理事会は、量的金融緩和を17年12月末まで9カ月延長する方針を決めた一方、毎月の国債購入額をこれまでの800億ユーロから600億ユーロに減らすことを決定。これを受けて欧米国債の利回りが上昇し、東京市場にもこの流れが波及した。ただ、日銀が「残存期間1年超3年以下」と「同3年超5年以下」、「同10年超25年以下」、「同25年超」を対象とした国債買いオペが通知されると需給の引き締まりが意識された。
午前11時の先物12月限の終値は前日比2銭安の150円52銭。出来高は2兆4195億円だった。10年債の利回りは前日比0.010%上昇の0.050%、20年債は同0.030%上昇の0.550%だった。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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