マーケットコンディション
昨日のドル円は、113.26円で始まると、伊国民投票で、改憲反対派が勝利した事でユーロ円が下落した事を受け、ドル円は112.86円まで下落。しかし、マーケットが落ち着くとドル円は113円台後半まで回復。ロンドン時間、レンツィ伊首相が辞任を表明したが、事前予想通りと受け止められ、ユーロが買い戻されると、ドル円は114円台を回復し。114.45円まで上昇。NY時間、11月の米ISM非製造業景況指数は57.2（予想55.3）と上振れると、ドル円は114.77円まで上昇。その後、米10年債利回りが急低下すると、ドル円は113.13円まで急落。その後買戻しが入り113.87円でクローズをむかえた。
ドル円、115円の壁抜け切れず！？
伊国民投票の結果は、ある意味予想通りだったのかもしれない。改憲反対派勝利の結果時点ではユーロは下落となったが、欧州時間には反転となった。ドル円も、ユーロに翻弄され上下したが、115円手前で失速。現時点では相当な売り手が待ち構えている感じである。しかし、売り手が長期間滞在する保証はなく、今後も115円挑戦する局面は出てくると予測する。テクニカル的には、週足で一目均衡表の雲自体が切り下げっているので、雲抜けは時間の問題とみる。第一目標は115.55円で、勢いがつけば116円台といったところか。
☆戦略
買い
注）本日の予想は12月06日9：40に寄稿したものです。
また、上記レートは弊社外貨exの提示したレートを参考にしたもので、実際の取引可能なレートと異なる場合があります。
