外為サマリー：１ドル１０５円前半で堅調推移、米７～９月期ＧＤＰの結果を注視

　２８日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後３時時点で１ドル＝１０５円３２銭前後と前日午後５時時点に比べ７０銭前後のドル高・円安。ユーロは１ユーロ＝１１４円８３銭前後と同７０銭前後のユーロ高・円安で推移している。

　ドル円は１０５円３０銭前後で堅調に推移。前日のニューヨーク市場では一時１０５円３５銭と７月２９日以来、３カ月ぶりの高値圏に上昇。米長期金利が一時１．８７％と５カ月ぶりの水準に上昇し、日米金利差の拡大観測からドル買い・円売りが活発化した。この日の東京市場に移っても、ドル高・円安の流れは継続。午後０時に一時１０５円０６銭まで軟化する場面があったが下値には買いが流入し、再度１０５円３０銭台に値を戻した。

　今晩は米７～９月期国内総生産（ＧＤＰ）の発表がある。市場では前期比年率２．５％前後の成長が予想されているが、強めの結果となった場合、一段のドル高が進む可能性もある。

　ユーロは対ドルでは１ユーロ＝１．０９０３ドル前後と前日に比べ ０．０００６ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）