◆ドラギ発言で乱高下 ⇒ 次第にドル全面高
※ご注意:予想期間は10月22日と表示されていますが、本日(10月21日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。
リスク選好ムードが優勢となる中、昨日はユーロ主導でドルが大きく揺れ動きました。
注目のECB理事会は予想通り“据え置き”となったものの、その後に行われたドラギECB総裁の記者会見でユーロドルを先導役に“乱高下”したからです
。
まず「QE(量的緩和)延長の議論はなかった」発言で、ユーロドルは1.10ドル半ばへと駆け上がりました(ユーロ買い/ドル売り)。
しかし「QE縮小議論もなかった」発言で一変し、「QEを突然終了する可能性は低い」発言で1.09ドル前半へと突き落とされました(ユーロ売り/ドル買い
)。
米中古住宅販売件数が強く(547万件/+3.2%)、フィラデルフィア連銀製造業景況指数が事前予想を上回った(9.7)ことも、米年内利上げ観測となって
ドルを支えました。
こうして前日の103円前半からジリジリと水準を切り上げてきたドル円は、ドルは全面高の様相を見せました。
NYタイム序盤に104円ラインに到達すると、そのまま高値圏で昨日の取引を終えています。
リスク選好ムードが優勢となる中、昨日はユーロ主導でドルが大きく揺れ動きました。
注目のECB理事会は予想通り“据え置き”となったものの、その後に行われたドラギECB総裁の記者会見でユーロドルを先導役に“乱高下”したからです
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まず「QE(量的緩和)延長の議論はなかった」発言で、ユーロドルは1.10ドル半ばへと駆け上がりました(ユーロ買い/ドル売り)。
しかし「QE縮小議論もなかった」発言で一変し、「QEを突然終了する可能性は低い」発言で1.09ドル前半へと突き落とされました(ユーロ売り/ドル買い
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米中古住宅販売件数が強く(547万件/+3.2%)、フィラデルフィア連銀製造業景況指数が事前予想を上回った(9.7)ことも、米年内利上げ観測となって
ドルを支えました。
こうして前日の103円前半からジリジリと水準を切り上げてきたドル円は、ドルは全面高の様相を見せました。
NYタイム序盤に104円ラインに到達すると、そのまま高値圏で昨日の取引を終えています。