様子見ムードが強い展開か

一旦は利益確定売りが先行か

30日の日経平均株価は、
前日比12円13銭安の16,725円36銭で引けました。

前日に大きく株価上昇した反動で利益確定売りが出たものの、
小幅な下落に留まっています。



本日の下落は前日に大きく株価上昇した反動としてはとても小さく、
堅調な相場展開と言えるでしょう。

これは、米国の早期利上げ観測から
米ドル為替が円安傾向に進んだことが大きな要因です。


短期的に堅調な相場展開が続いていますが、油断は禁物です。

2016年に入り為替のトレンドは明確に下落トレンドに突入しており、
今回の発表だけでは、トレンドを覆すほどの力は無いでしょう。

あくまでも短期的なリバウンド要因としての
認識にとどめておくのが無難と言えそうです。


また、9月2日に8月米国雇用統計の発表を控えて、

様子見ムードも漂い始めていることから、
積極的な買いは入りにくいと想定します。

30日の日経平均株価は、29日の株価上昇の反動で、
「小幅ながら下落して引ける可能性がある」と判断しました。