[8月25日版]【大幅安となる】日本株急伸も、材料難。これから反落か？

【日本株急伸も、材料難。これから反落か？】

8月24日の日経平均は大幅高という展開となり、１日を終えました。東証一部の業種別で見ると、全33業種中値上がりした28業種、下落したのは残りの5業種でした。また、日経平均は前日比99円94銭高となりました。

8月23日の日本株市場は、先日夜間とは一転して円高が一服したこともあり、先物主導で相場全体が上昇しました。

ただし、夜間には特に目立った続伸の材料が出てきていないことを考えると、25日以降は、一旦は利益確定の流れへと転じる可能性が懸念されるでしょう。24日21時24分時点では、ドル円レートもわずかに円高寄り、原油も安く推移をしています。そう考えると、8月25日以降の相場は買い手がかりが不足しており、一旦は売りが先行する可能性があるでしょう。

相場が軟調な時期には、今まで上昇してきた銘柄から売られていく可能性が濃厚です。よって、いままで順調に値上がりしてきた銘柄については、注視しておく必要があるでしょう。これらの業種は真っ先に利益確定されると考えられますので、安易に追いかけ買いしたくないところです。

ちなみに、ここ６ヶ月で急伸している業種は、以下の３業種です。

【ここ６ヶ月で急伸した業種別株価指数】
◯ その他製品（６ヶ月前比＋16.42%）
◯ 電気機器（同+9.90%）
◯ ガラス・土石製品（同+9.13%）

以上の３業種については、直近の急伸もあり、短期的には利益確定されやすい状況だと考えられます。短期的な反落には要注意です。

24日21時12分現在でCMEは対日経平均比-47円。反落しています。何らかの買い手がかりが出ない限り、上昇は難しいかもしれません。8月25日以降は、この流れのまま、相場全体は反落へと動きそうです。急落する可能性も踏まえ、今のところは、あまり資金を投入せず、様子見したいところ。8月25日のスタンスとしては、【大幅安になる】と弱気で臨みます。

では、8月25日も１日、引き締めて行きましょう！