[7月28日版]【大幅高となる】日経平均急伸、これはホンモノ?

著者:中原良太
投稿:2016/07/27 22:18

日経平均急伸、これはホンモノ?】

7月27日の日経平均は大幅高という展開となり、1日を終えました。東証一部の業種別で見ると、全33業種中値上がりしたのは26業種。下落した業種は7業種にとどまりました。また、日経平均は前日比281円78銭高となりました。

7月26日の急落とは打って変わり、買い戻しが目立つ展開となりました。26日には円高の急激な進行により相場全体が急落しました。一方、27日にはこの流れも一服し、見直し買いが優勢となる展開でした。

7月27日の夜には、FOMCの発表も控えていることから、未だに買い控えをしている投資家も多いことでしょう。そう考えると、まだ模様眺めムードは続いている可能性が高いと考えられます。明日以降、不安材料が無くなってからは、今まで様子見を決め込んでいた投資家達も、再始動する可能性があるでしょう。

FOMCの結果発表に問題が無ければ、市場はそのまま続伸へと向かってもおかしくないでしょう。続伸が期待できる今の状況では、最近急落し、急激に割安感の出てきた業種に着目するのが王道だと考えられます。急落した銘柄を狙って、今後のリバウンドを狙いたいところです。

参考までに、直近6ヶ月で特に急落した業種をご紹介します。

◯直近6ヶ月で株価指数が急落したトップ3業種
・銀行業(6ヶ月前比-23.17%)
・証券、商品先物取引業(6ヶ月前比-23.05%)
・鉱業(6ヶ月前比-20.78%)

以上の3業種は、これから上昇へ転じる余地もあるため、それぞれ着目してみてはいかがでしょうか。

27日15時55分現在でCMEは対日経平均比+60円。強い動きを続けています。急に円高に振れるなどの悪材料が出ない限りは、7月28日の日本相場も強い動きが続くと期待しています。以降は、日本相場の更なる続伸に期待しています。よって、7月28日のスタンスは【大幅高になる】と強気で行きます。

では、7月28日も1日、引き締めて行きましょう!
中原良太
株式会社テラス システムトレード開発者
配信元: 達人の予想