明日の株式相場見通し=リスク要因改善で続伸、“底上げ”の動き注目
あす(19日)の東京株式市場は、これまで日本株にとってリスクとなってきたいくつかの外部要因に改善傾向が見られ、これが継続するようであれば買い戻しを中心に日経平均株価は続伸となりそうだ。
イラン石油相が、サウジアラビアとロシアが主導した原油増産凍結合意を支持すると表明したことが好感され、前日の米市場で原油先物価格やNYダウ平均株価が上昇したことが、きょうの東京株式市場でも好感された。
市場関係者からは「きょうの戻り相場は、主力株ではなく、むしろ中小型株のなかから下落局面で大きく下げた銘柄の買い戻しが目立っていた。日経225種採用以外の銘柄にもようやく“底上げ”的な動きが出はじめたことで、徐々に全体相場の下値不安が解消しつつある」としている。
18日の東京株式市場は終始買い優勢で、日経平均株価は一時前日比で500円を超えて上昇する場面もあった。ただ、大引けにかけて利益確定の売りが出て、終値は前日比360円44銭高の1万6196円80銭となった。
日程面では、1月の粗鋼生産量、1月の全国百貨店売上高に注目。海外では、米1月の消費者物価指数が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
イラン石油相が、サウジアラビアとロシアが主導した原油増産凍結合意を支持すると表明したことが好感され、前日の米市場で原油先物価格やNYダウ平均株価が上昇したことが、きょうの東京株式市場でも好感された。
市場関係者からは「きょうの戻り相場は、主力株ではなく、むしろ中小型株のなかから下落局面で大きく下げた銘柄の買い戻しが目立っていた。日経225種採用以外の銘柄にもようやく“底上げ”的な動きが出はじめたことで、徐々に全体相場の下値不安が解消しつつある」としている。
18日の東京株式市場は終始買い優勢で、日経平均株価は一時前日比で500円を超えて上昇する場面もあった。ただ、大引けにかけて利益確定の売りが出て、終値は前日比360円44銭高の1万6196円80銭となった。
日程面では、1月の粗鋼生産量、1月の全国百貨店売上高に注目。海外では、米1月の消費者物価指数が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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