平成相場三昧伝 たのも～っ！外食産業道場破り

[ほんま そうかいさん]

「おでん酒すでに左遷の地を愛す」　詠み人知らず

わが家の周りで増えたもの。マンションそれとコンビニ。

マンションは、大東建託が目立つな。レオパレスは、隣町までは来てゐる。

なんといっても鹿児島市南部の、元は一面麦畑。狸もいたし、イノシシも冬は降りてきた。キツネもキジもゐましたぞ。

地価が安い分、人口がわっと押し寄せた。

　コンビニも、もとは県内企業のコンビニが１店あっただけなのが、

これはローソンに買収されたのかな。まずローソンだらけになり、

田中スーパー・ﾏｰｹｯﾄとか、中村商店とかは、消ゑてゐった。

数年前からセブンiも、鹿児島縣へと進出してきたから、いまや吾が町は、コンビニの隣がコンビニだ。

なに？外食産業についてのﾌﾞﾛｸﾞのはず。話は、こっからですよ。

『コンビニ弁当で、外食産業を叩き潰す』

　　　　　　　　　　　　セブンイレブン・前社長鈴木敏文言。

ま、その前に、「お弁当大戦争」と、ゐハれるものも有ったらしひ。

セブンイレブンの重役会の昼食会は、お弁当だったらしひ。

「こんなもの喰えるか！」鈴木社長は、いならぶ重役たちの前で、担当者を罵ったらしひ。とくに中華そばは、十数回NGを出されたらしひ。

　そのせいあってか、セブンiの冷やし中華は好きだな。いなりずしも美味し。今年の夏は、たっぷり、お世話になりました。

　だけど、うちの周りの外食産業といへば、ｽｴさんとﾖｼｴさんが、やってるﾏﾙﾀ食堂とか、おじいさんとおばあさんが三十年やってきた味さか食堂といった個人経営のお店。・・・やっぱり消ゑてゆく。

鈴木敏文前社長は、ﾌｧﾐﾚｽを叩き潰すライバルと想定していたかもしれなひが、まず個人商店から消ゑて行った。

いまは、セブンiとローソンで、おでん戦争を始めてゐる。

１０円引きセールとか夜間割引なんども盛んだ。これは、便利。

がんも、とか、ゆでたまご、はんぺんなんどは、本年８６歳の母の老人食にも、ﾋﾟｯﾀﾝｺ。

ここで一句。

「長月の　介護のあとの　おでん酒」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ほんまそうかい句

　　　　　長月　みずのとうし日　秋分の日　ほんまそうかい記