ａｕが新学割サービスで総務省規制影響から他社の利用客奪う戦略

[TAROSSAさん]

ＫＤＤＩ（ａｕ）は、25歳以下を対象にした料金割引「学割天国」を13日から始め、18歳以下に適用する最も安いプランは、通話とデータ通信料込みで2980円だそうです。

同社によると、昨年の学割の最安値より1610円安く、過去５年間の学割サービスで最も安くなるとのことです。

音楽のダウンロードや修理代金を補助するサービスも今年末まで無料になりますが、最大の値引きを受けるには家族が同時にａｕと新規契約したり、自宅のネット回線もＫＤＤＩと契約したりする必要があるそうです。

大幅な値引きを呼び水に、他社の利用者を家族ごと奪う戦略のようです。

背景には、総務省が昨年、スマートフォンの過剰な値引きを規制したことがあるようです。

これまではiPhoneの最新機種などを「実質０円」にすることで他社の客を奪ってきましたが、規制の影響で「大手３社間のお客の流動がなくなった」（田中孝司社長）とのことです。

端末を安くできないので、料金で勝負ということでしょうか。

ドコモやソフトバンクはどう対抗してくるでしょうね。

9433：3,054円、　9437：2,761円、　9984：8,495円