kabukabumanさんのブログ
日経平均は14000円の攻防へ
今週最大のイベントは7/8(金)に発表される6月度米雇用統計だと思います。
5月非農業部門雇用者数の前月比 が+3.8万人に落ち込み
年内利上げ観測も大きく後退してしまっただけに
6月予想(+17.5万人~+18.0万人)に届かない場合は、完全消滅の可能性もありそうです。
因みに、直近3ヶ月の月平均増加数は+11.6万人と減少傾向にありますが
6/8に発表された「4月度求人件数」は2000年の統計開始以来最も高い水準となっており
事前予想には充分届くとの見方が広がっている様です。
次に、日銀が7月追加緩和に踏み切る可能性ですが
以下の記事からは動きそうな気配は感じられません。(6/28の日経新聞より転載)
/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
日銀の黒田東彦総裁は28日午前、英国の欧州連合(EU)離脱問題を受けた日銀の対応について、「臨時会合云々についてはコメントしない」と述べた。
そのうえで「日銀としての金融政策の考え方は従来から申し上げている通り」と説明した。
経済財政諮問会議後に記者団に答えた。
麻生太郎副総理兼財務相は同日の閣議後の記者会見で、今回の市場の混乱は「リーマン・ショックとは根本的に違う。金融面での共通点はほとんどない」と指摘。円高にふれている為替の動向については「ひとまず落ち着きを取り戻している」とコメント。投機的な動きが目立った場合は「必要なときにはしっかり対応したい」と為替介入も辞さない考えを示した。
/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
6月に緩和を見送った理由の一つに、英国のEU離脱問題があったと思われますが
麻生財務大臣のコメントを信用すれば、取り敢えず市場は落ち着いたと判断している様なので
このタイミングで日銀が追加のカードを切ってしまうと
万一ドル円相場が再び100円を割る事態に陥った時、打つ手は為替介入しかありません。
しかし為替介入については米国から強く釘を刺されているだけに
100円を僅かに切ったくらいでは、実行困難だと推測しています。
しかもEUの政治・経済の混乱はこれから始まると考えるべきで
最後の切り札は、ぎりぎりまで温存して置く方が、円相場下落の抑止力に繋がると思います。
また次回の追加緩和は政府の景気対策と同時期に行うのがbestだと考えていますので
7月の金融政策決定会合(28日~29日)までに金融市場が再び混乱していない限り
次回緩和は9月~10月の可能性が高いのではないかと予想しています。
とはいえ、5月度の家計調査によると、実質消費支出が前年比1.1%減となり3ヶ月連続で減少し
一日も早い具体的な景気刺激策が待たれます。
因みに黒田さんも麻生さんも、サプライズを好むという点では良く似ておられるので
表向き、市場は落ち着きを取り戻したと発言して置きながら
案外その裏を考えている可能性もありますが
そんな猿知恵は怒涛の円高を招く結果になり兼ねないと思います。
ところで、英国のEU離脱を市場は本当に織り込んでしまったのでしょうか?
確かに震源地である英国ではFTSE100が年初来高値を更新し
NY市場も国民投票直前の株価水準に戻っています。
さらにVIX指数も5営業日連続で低下し、早々と6/23の終値を下回りました。
恐らく、米国経済に深刻な影響は無いとの見方が台頭したためだと思われますが
米国の輸出比率を地域別にみると、欧州はアジア(23.5%)、カナダ(19.3%)に次く第3位で
17.0%に上っており、軽視することは絶対出来ません。
さらに金融不安発生時の株価は、初動暴落、短期間で反発、その後再度急落というパターンが多く
今回もまだまだ安心は出来ないと思います。
そうなる理由ですが、金融不安は長期化するため、投資家の深層心理に不安感を根付かせ
その結果ネガティブなニュースに対し過敏に反応し易くなることが一つ。
もう一つは、金融不安にヘッジファンドの介入は付き物で
浮かれていると足元を掬われるということです。
例えば英国の株価が急騰していることからも想像出来る様に
今度はグローバル・マクロ系ヘッジファンドが売り崩しに掛かる可能性が大いにあると思います。
最後に「みんかぶ」でも紹介されている G.Sの日経平均株価予想(14375円)と
三菱UFJモルガン・スタンレー(13885円)に関する記事を改めてご紹介して置きます。
http://merutore.com/stockschart/goldmansachs-nikkei225chart-160630/
勿論「信じるか信じないかは貴方次第です!」 m(_ _)m
ポンド・ドル相場の年内見通しについて書かれた記事がありました。
http://www.newsweekjapan.jp/headlines/business/2016/06/172466.php
ところで、話が少々逸れますが
私はドル円と金価格が連動しているのではないかと感じています。
また金の価格が上昇している時の株式市場は
少なくともリスクオンとは言い難いので
今後の相場展開を予想する上で、金の価格は大変参考になると思います。
もしそうだとすれば、「金投資」はドル安円高が予想される場合
株式投資のヘッジとして、「金5倍レバレッジトラッカー」や
「金ETF」➡1328、1326、1540、1683 なども有効ではないでしょうか。
お疲れ様です。
Kabuさん
暑い夏なので怖い話で寒気がしてきました♪
もしかして
が
来たら!
電車の人身事故が増えそうです。
札幌発♪
島津さん 札幌はまだ過ごし易いのでは?
当方、湿度と暑さで早くもバテ気味です。
因みに株価もバテルと予想しています。
でも次にバテた時は絶好の買い場かも知れませんよ。
14000円割れが待ち遠しいです。
さっさと下げろ!クソッタレゴールドマン!
望むところにゃん♪
14000
待ち遠しい♪
短い夏の札幌はいいですよ♪
梅雨時から真夏は避暑地として良さそうですね。
そして冬は沖縄の別荘で^^
快適な環境でトレードすれば勝率がグ~ンと上がりそうですね。
(でも それはないか^^)
因みに私のプロフィール画像は沖縄の慶良間諸島で撮った写真です。
ガラ携からは確認出来ませんが♪
避暑地巡りで1年過ごせれば良いですね♪
これからの出来事や局面に対応しながら、、、
自分防衛に向かう♪と致します♪
ですが損切りは増えます塩漬けも♪
おやすみなさいませ♪
もしかして今頃ススキノで盛り上がっている最中とか??
ぐっすり休まれて、また戦場でお会いしましょう!
ではおやすみなさい! (でも札幌の夜は長い^^)
日経14000円割れなら、色々買いたいです(=゚ω゚)ノ
私は現物少額のみなので、下がっても持ち株は放置ですw
昨日は最高気温20度で、少し肌寒かったです^^;
私が住んでいるのは札幌よりも、南の方です。
皆さんのブログが凄く参考にほぼ同意見力が湧きます
有難うございます
にゃんさん おはようございます。
数年前に、9日間で北海道をほぼ一周しましたが
まだまだ行けていない見どころが沢山残っています。
おまけに四季折々で全く姿が異なりますから
4~5回旅をしないと全ての良さを味わうことは出来ないと感じました。
因みに札幌時計台以外は、ぜ~~~んぶ感動しました^^
ところで株高傾向は参院選まで、つまり今週一杯だと考えていますが
今月は日銀が追加緩和に踏み切るかどうかが最大のポイントでしょうね。
私は「海派」なので夏は大好きですが
今年の夏は気候的にも地合い的にも過ごし難くなる様な気がします。
GOOD LUCK !
マイルド。さん おはようございます。
株式相場はしばしば多数派の考えとは逆に動きますから
皆が下がると思えば、案外上がるかも知れませんね。
個人的にはEUを震源とした外部要因が最も気掛かりですが
次に控えるのは、中国ではないかと考えています。
因みに7月SQ予想は当初15500円~16000円でしたが
直近の主要証券からは強気の手口が窺えますので
個人的には15750円を軸に、一旦上へ持ち上げて置いて
その後15000円割れへというパターンを想定しています。