三時のさんぽさんのブログ

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雪解けはゆっくりと

12日に反発した米国市場。
大きく下げた後なので、安心するにはまだ早そう。
でも週末に一息つけたのはうれしい。

2/11の値動きを前回大きく下げた1/20と比較すると、
S&P500とWTIともども日中でも終値でも1/20を下回っており、
まだまだ波乱含みの様相。

それでも、ところどころ底打ち感が見えてきた。

たとえばエネルギーと素材関連銘柄を調べてみると、
全部が全部2月のほうが安いかというとそうでもなくて、
オキシデンタル(OXY)は50日移動平均を超えているし、
アナダルコ(APC)も25日移動平均を超えて来た
苦戦しているのもあるけれども、けっこう多くの銘柄が上昇している。

つまりは、2/11の下げは金融株主導、
エネルギー株は原油価格に先行して反発していたということ。
原油価格の上昇を見込んで買っている人がたくさんいる。
もちろん慎重な人もたくさん。
ただ、原油関連銘柄といっても千差万別なので、
粗利率がよく、比較的負債が少ないところをよく選べば
今が投資の好機なのかもしれない。

来週の米国市場は、春節明けの中国市場をにらみつつ
不安や恐怖の収束を待つことになるのかな。
収まるまでには時間がかかりそうだけれど、
原油とコモディティの相場が(ゆっくりとではあっても)
しっかりしていれば大丈夫。

自然にまかせれば、それまで円は強含み
しかしそれでは春闘が選挙が...
そうなると、政策の出番だけれども。
さて。

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2/15 10-12月期GDP(日)、ドラギ総裁講演(欧)、1月貿易収支(中)
2/16 2月独ZEW期待指数(欧)
2/17 12月機械受注(日)、1月住宅着工件数(米)、1月PPI(米)、1月鉱工業生産(米)、FOMC議事録(米)
2/18 1月貿易統計(日)、1月景気先行指数(米)、ECB議事録(欧)、1月CPI/PPI(中)
2/19 1月CPI(米)、2月消費者信頼感速報(欧)
日本の数字は言わずもがな。米国は住宅は良さそうだけれども鉱工業生産は何とも。FOMC議事録に注目が集まりそう。中国から良い数字が聞こえて来るまでにはもう少し時間がかかりそう。
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