住友化学の決算は石化事業改善し最高の純利益2.7倍600億円

[TAROSSAさん]

住友化学は、2015年４～９月期の連結純利益が前年同期に比べ2.7倍の600億円になったようです。

従来予想を220億円上回り、2006年４～９月（532億円）を上回って最高となるそうです。

海外の関連会社など石油化学事業の採算が改善し、飼料添加物など農産物関連も好調だったようです。

 

営業利益は２倍の740億円、経常利益は89％増の1000億円とそれぞれ従来予想を120億円、300億円上回ったそうです。

石油化学では原油安を受けてポリエチレンやポリプロピレンの採算が改善し、シンガポールやサウジアラビアにある関連会社から入る持ち分法投資利益も拡大、円安も支えとなったようです。

 

2016年３月期の純利益は前期比53％増の800億円を見込み、上期は想定を大きく上回りましたが、下期はサウジアラビアの関連会社が修理期間に入るうえ、中国の景気減速で合成繊維原料や液晶関連の影響を受ける可能性があるとして現時点では慎重に見積もっているようです。

 

通期は保守的に見込んでいるようですね。

となると通期の上ブレもあるかもしれませんね。

 

4005：700円