日立がガラス片に映画１～２本分を３億年保存できる技術を開発

[TAROSSAさん]

日立製作所と京都大学は、５センチ角のガラス片に映画１～２本分にあたる情報を３億年以上保存できる技術を開発したそうです。

特殊なレーザー光で石英ガラスの内部に小さな穴を空ける手法を発展させ、従来の約６倍の情報を書き込むそうです。

貴重な情報を後世に伝える取り組みの一環で、公文書や文化財の長期保存に向けて３年後の実用化を目指すそうです。

 

５センチ角で厚さ８ミリのガラス片に６ギガ（ギガは10億）バイトの情報が入り、面積あたりの容量はブルーレイ・ディスクと同じだそうです。

 

情報を蓄える機器は半導体や光ディスクが普及しており、石英ガラスは熱や放射線に強いですが、記録できる情報量が少なかったようです。

研究チームはレーザー光の向きをレンズで調整し、ガラスの深い部分も記録できるようにし、市販の光学顕微鏡で読み取るとのことです。

 

２次元バーコードに変えた映像や文章のデータの他、点で描いた絵や文字も書き込めるそうです。

 

すごそうな技術ですね。

 

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