日本郵政が上場準備のためグループ内で1.3兆円を資本移動

[TAROSSAさん]

日本郵政は、来年秋にも予定する株式上場に向け、グループ内で１兆３千億円分の資本を移動させるそうです。

 

日本郵政が30日付で、傘下のゆうちょ銀行の株式を、ゆうちょ銀行自身に買い取らせる形で資金を受け取るそうです。

７千億円は年金債務の処理に、６千億円は郵便局網への投資などに使うそうです。

年金債務は、1959年以前に勤めていた退職者や遺族ら約13万５千人の年金分で、当時は共済年金制度がなかったために積立金がなく、日本郵政の大きな債務になっていたそうです。

上場前に剰余金を使って整理することが「企業価値の向上につながる」（日本郵政の西室社長）と判断したとのことです。

 

日本郵政の上場準備は着々とすすんでいるようですね。