kabukabumanさんのブログ

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グリーンフェライトはその後どうなった?

酸化鉄太陽電池技術研究組合

http://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/soumu-pdf/press24/press-20130110.pdf


光の吸収率が従来のシリコン製の100倍以上の太陽電池を、岡山大大学院自然科学研究科の池田直教授のチームが「グリーンフェライト(GF)」と名付けた酸化鉄化合物を使って開発している。
この太陽電池はこれまで吸収できなかった赤外線も発電に利用できる可能性がある。
池田教授は「赤外線は熱を持つものから出ている。太陽光以外に、火を扱う台所の天井など家中、街中の排熱でも発電できるかも」としており、2013年の実用化を目指す。
GFは粉末状で、土台となる金属に薄く塗る。
1キロワット発電する電池を作るコストは約千円が目標で、約100万円かかる従来のシリコン製に比べて大幅に安い。
パネル状になっている従来型では難しい曲げ伸ばしができ、煙突や電柱に巻き付けるなど設置場所は幅広い。
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この記事を覚えておられる方も多いと思います。確か2011年9月頃だったと記憶していますが。

当初は2013年に実用化の予定でしたが、翌年2014年をメドにと訂正されました。

しかし今尚関連情報に接することは出来ません。


当初の触れ込みでは「1キロワット発電する電池を作るコストが約1000円」ということでしたが
それが事実なら、家庭の発電を僅か2000円程度の初期投資で全て賄える上に

その後は永久に無料ということになります。

正にエネルギー革命だと言えますし、実用化されればノーベル賞ものでしょう。


しかし現実はそう甘くありません。

そのうち実用化のメドは2015年、2016年以降と目標がズレ込んで(それも無いかも)

何時の間にか忘れられてしまうのではないかと思います。


因みに新型バッテリーの開発には各社凌ぎを削っていますが

試作品までこぎ着けることは出来ても、いざ普及となればまだまだ課題が残ると思います。

(日本マイクロニクス、NEC、田中化学研究所、積水化学 、石井表記など)
  

少なくとも「グリーンフェライト(GF)」が本当に実用化されれば

他社の研究開発は一気に色褪せるでしょうし

4100戸田工業の株価はハンドレッドバーガー間違い無しでしょう。

でも私は無理に一票です


http://www.physics.okayama-u.ac.jp/nogami_homepage/i/reserch.html

 

  


 

 

  


 

 

  




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