カシオが安い・ＣＳが投資判断引下げ

[agawaさん]

カシオ計算機（６９５２）が安い。同社は１日引け後、通期の決算を発表した。前期実績、今期予想ともほぼ予想に沿った数字となったが、クレディスイス証券では投資判断を「ニュートラル」から「アンダーパフォーム」に引下げた。デジカメ事業などの計画が楽観的と判断しているようだ。０８年３月通期の連結経常利益は前の期比２５．１％減の３１０億円。連結純利益は同５１．５％減の１２１億円。子会社のカシオマイクロニクスの一部事業譲渡に伴う特別損失を計上。部材不足で携帯電話の販売機会を逸したほか、デジタルカメラの新製品の発売遅れも響いた。０９年３月通期の連結経常利益は前期比３２．２％増の４１０億円予想。連結純利益は同８８．７％増の２３０億円予想。携帯電話はソフトバンクへの供給を始めるほか、高水準だった研究開発費が一巡する。デジカメは海外で伸ばすが、需要の伸び悩みで採算は悪化する。カシオの株価は１０時５２分現在１４３５円（▼８４円）。
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